学歴フィルター/ 福島直樹著
1番最初が肝心なはずなのだが・・
いきなりこの本から入るのはどうかなと思いつつも最も最近に読んだものだったのでこの本から入ります。
あらすじを書きたいのは山々なのですが技術がありませんから・・
ただの一般人である私が感じたものをそのまま。
みなさんは「学歴フィルター」という言葉を耳にする機会はあるでしょうか。
私は正直、あまり聞いたことがありませんでした。
ただぼんやりと「学歴社会」とお友達だろうなと考え、
とりあえず目に止まったので読んでみることにしました。
第二章あたりでなんだか言葉にならない憤りを感じ、
とりあえずそこで一旦本を閉じました。
「私は何に対してこんなに憤りを感じたのか?」
世間に対してなのか、会社の方針に対してなのか、人事部の方に対してなのか
考えてみてもしっくりくる答えが見つけられずにいました。
今読み終わり、ブログを書きながら思い出してみたとき、ふと浮かんだ怒りの先
「努力をしなかった私」
これが私の中で1番しっくりくる答えです。
この本は静かに現状を伝えてきます。
(実際には私にはこれがリアルであるかはわかりませんが、時々感じる学歴社会的な嫌な感じと同じなのでこれが事実であると捉えることにします。)
私はこの著者の中にも何か言葉ならない憤りがあるように思います。なんとかできないだろうかと常に考えていらっしゃるのでしょう。
「この本は中堅大学、低選抜大学の学生に対する私なりの応援歌でもある。」P7
この文を読んで私はこの本に期待しました。
しかしこの本を読んでからこの文を読むと何かこの「学生」という言葉に何か含みがあるように思いました。
「そもそも潜在的に能力のある学生」そう言われているように感じてしまいました。
私は自他共に認めるネガティブな人間ですからこのように捉えたのかもしれませんが・・
実際にこの本を読む学生はどんな学生なのか。
自分を震え建てさせたいときに読んだらいいかもしれませんね。
私はこれを読んで努力しなかった過去の自分を後悔しました。
時々、引っかかる表現があるものの、著者の熱意が所々で感じられる本です。
図表・写真があり、読むのにも時間がそんなにかかりません。
P.S.
こんな感じで何が言いたいのかさっぱりですが、こんな感じで時々更新する予定です。